三屋清左衛門残日録

三屋清左衛門残日録
またもや藤沢周平。
隠居した三屋清左衛門のちょっとした日々のこまごまがつづられています。
隠居した気楽さと、寂しさがさまざまな出来事の中で
うまく表現されていると思います。
藤沢作品らしく、大きな起承転結はないですが、何気ない物語が
こころにじんわりときます。

たしか、この物語、NHKの金曜時代劇で放映していた気がします。
主人公を仲代達也が演じていたと思うのですが、原作を読むと
イメージにぴったりかも。

本所しぐれ町物語

本所しぐれ町物語
久しぶりに藤沢周平。
本所のしぐれ町を舞台にした短編集です。
町の人々の何気ない暮らしや、ちょっとした出来事が淡々とつづられています。
ハラハラドキドキ、手に汗にぎる、というような物語ではないですが、
読み終わると、なんだかじんわりと心にしみこんでくるような話です。

天切り松 闇がたり

闇の花道―天切り松 闇がたり〈第1巻〉 残侠―天切り松 闇がたり〈第2巻〉 天切り松 闇がたり3 初湯千両 天切り松 闇がたり〈第4巻〉昭和侠盗伝
数年前に中村勘三郎(当時は勘九郎)さん主演でテレビドラマになった作品。
ドラマがなかなか面白くて、一度原作を読んでみたいと思ってました。
ちょうど個人的に浅田次郎祭りだったので(^^;)、いきおいでこちらも読破。

大正時代の盗人のその仕事の鮮やかさを、「天きり松」の二つ名をもつ松蔵が
留置場の中で他の囚人や看守たちに語る、という形式です。
その中で語られる盗人たちが粋でかっこいい。
第1巻から第4巻まで続き物というほどではないけれど、順番に呼んでいくことをオススメ。
やはり続きものの宿命なのか、第4巻はちょっと息切れの感が(汗)
でも、スカッとしたいときにはうってつけの本です。

テレビドラマでは目細の安吉親分が渡辺謙さん、黄不動の栄治兄が椎名桔平さんで、
それがまたすごくかっこよかったのですよ。
そのイメージがあるもんだから、私の頭の中では当然この二人が想像されて。。。
今にして思えば、原作のイメージに二人とも合っていたなぁ。
もう一度あのドラマ見たいかも。

大川わたり

大川わたり
最近、ちょっとはまりかけている山本一力さんの本。
最初のうちは淡々とお話が進みますが、途中からの出来事と最後のどんでん返しが
なかなか面白いです。
登場人物たちもうまく絡み合って、読みやすいお話です。

ないしょないしょ−剣客商売番外編

ないしょないしょ―剣客商売番外編
剣客商売も本編を読破したので番外編へ。
とはいっても、この番外編、小兵衛さんが中心の番外編、というよりは、
他の別の話の中に小兵衛さんが登場する、という感じなので、
剣客商売の番外編を期待して読むと、ちょっと期待はずれかも。。。

浮沈

剣客商売 浮沈
とうとう剣客商売の最終巻です。
きっと、作者も最終巻のつもりじゃなかったはずなので、
はっきりと終わったわけではないですが、
なんとなく終わりを予感させる描写がここ、かしこに出てきます。
そして、いやに小兵衛さんの歳を感じさせる描写が多い。

残念なのは、この巻では大治郎さんと三冬さんがあまり出てこないこと。
(プラス小太郎くんも)
本編はこれで最後かと思うと、ちょっと寂しい。

梅咲きぬ

梅咲きぬ
ちょっと山本一力さんにはまりぎみな今日この頃(笑)

このお話は江戸屋の女将、秀弥さんのお話です。
とはいってもこれまで読んだ「損料屋喜八郎始末控え」の秀弥さんのお話とは
別物だと思って読んだほうがいいかな?
一応ね、同じ(であろう)人物は出てくるし、時代もかぶっているんだけどね。

4代目秀弥の玉枝ちゃんの成長物語、とでもいったらいいんですかね。
とにかく玉枝ちゃんのお母さんである3代目秀弥さんがかっこいい。
(玉枝ちゃんも女将になってからかっこいいんですが)
話的には、ちょっといろんな出来事が多すぎて、一つ一つが
浅くなっちゃっているような気がするし、登場人物も、
もう少し一人ひとり深く描いてほしいなぁ、という気もしますが、
さらりと読める内容と終わり方がさらりとしていて、読後感はいいです。

赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え

赤絵の桜 損料屋喜八郎始末控え
前回読んだ1作目がなかなか面白かったので、図書館で借りてみました。

今回は一応短編集なのかな?
でも、1作目に比べてなんとなく消化不良。
お話が面白くないわけじゃないんだけど、1篇1篇の終わり方がなんとなく中途半端。
(ちゃんと決着はついているんだけど、次につながる余韻がありすぎ)
かといって、この1冊を長編としてみてみると、大きな流れはあって、
それなりに話としてはまとまっているけど、いろいろ場面や関係者が飛びすぎていてまとまりがない。

文体自体は好きな部類なので、ちょっと残念。
1作目のように、札差のだんな連中との丁々発止がメインのほうが好きだなぁ。
せっかくだから、主人公の喜八郎さんと江戸屋の女将さんとがコンビを組んで、
いろんな騙りを見抜いて解決していく話を個人的には希望。。。

二十番斬り

二十番斬り―剣客商売
剣客商売の15作目。
今回は短編1篇と長編の組み合わせ。
長編のほうでは、いよいよ世情不安定、という感じでこの先どうなるのだろう、という感じがひしひし。
小兵衛さんがだんだん、武士の世の中に見切りをつけていくのや、
物語のなかで、だんだん歳を感じさせるのがちょっとさびしい気持ちがします。

実は剣客商売、あと1巻で本編は終わりなので、どんな終わり方をするのか、
実はいまから興味津々だったりします。。。

暗殺者

暗殺者―剣客商売
こちらは長編。
時代がすすんで、徳川時代がだんだん不穏になってくるころです。
三冬さんの父上は、老中田沼意次なのですが、
私たちが歴史で習う田沼意次って、賄賂をつかってなんだか腹黒く悪い人ってイメージがあるのですが、
剣客商売を読んでいると、実は田沼意次っていい人?とか思ってしまう。
赤穂浪士の吉良上野介が、実はとても有能な統治者だった、というのと同じなのかもしれない。。。
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